絵本『かがみのえほん ふしぎなにじ』~90度で広がる輝きの世界~
スイ、1歳6カ月。
■『かがみのえほん ふしぎなにじ』
福音館書店
作: わたなべ ちなつ(渡邉 千夏)
「はっきりした表紙の色使いで子ども受け良いかな?」、「1歳児と読むのにボードブックはありがたい」、そして「私は虹が好きだ」。
図書館でなんとなく借りてみた1冊です。
これ、当たり!面白い!
鏡のように反射するページを使って虹が広がっていく、しかけ絵本でした。
90度で開くのがコツだそうです。(はじめに「かがみのえほん」を楽しむコツが書いてあります)
↓しかけについては、この絵本ナビの紹介が分かりやすいので興味がある方は是非どうぞ。
まさに、『ふしぎなにじ』です!
キラキラ鏡のように光るページに、鮮やかな虹が広がって綺麗です。
左右のページを直角にすることで作者が想定した構図になるのでしょうが、微妙に角度を変えながら眺めるのもまた面白い。
ページの開き方にコツが要るからでしょう、推奨される年齢は5・6才からだそうです。
しかし1歳児スイ、めっちゃ食いつきます。
興味津々で、ページをめくる毎に顔を極限まで近づけます(全ページに鼻チューしちゃってます)。
そういえば子どもって、鏡大好きですよね。
丈夫な素材でできてるし、赤ちゃんから小学生あるいは大人まで長く楽しめる絵本だと思います。
税抜きで1500円少しお高め、2014年発行なのでそこまで有名でもないのかな?
ちょっとしたプレゼントに素敵な一冊かもしれません。